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10月 07

恋の神髄

女性ホルモンが男性ホルモンに比べて影響力が大きいのは、女性に生理(メンス)があることによっても、理解できるでしょう。そして、これはセックスのときに顕著な差となってあらわれます。男性の場合、性的な興奮は、性器の勃起という、ひじょうに直接的・局在的なかたちで表現されます。ところが女性は、性ホルモンの分泌といった、自立神経全体の反応、体全体の反応として表現されるのです。実際、女性が性的に興奮すると、乳頭も勃起しますし、全身の皮膚がひじょうに敏感になってきます。さらに、皮膚の湿潤度も増してきます。これからここ→で、出会う結婚相手との関係が難しくなったとき、この話を思い出してください。こうした現象は男性にはまったく見られません。そして、男性の性欲の高まりは、射精というごく一過的な現象によって満たされて終わります。射精を完了すると、男性の性欲は一挙に衰えます。これに対して女性の性欲の高まりは持続的です。興奮にいたるまでの時間も長く、性的オルガスムスを得てから性欲が衰えていくのも、潮がゆっくり引くようなかたちをとります。愛しあっている男女がセックスしても、男性の場合、「事」が終われば急にかったるい気持ちになるのは、その意味では当然のことなのです。逆に女性は、そうした男性を見て、がっかりするというわけです。女性は、男性と抱き合いながらインサートされ、そこで語り合ったりすることにむしろ恋の神髄(しんずい) を見出しているのです。

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